こんにちは、今日は2025年6月に新発売される「ベピオウォッシュゲル」について、皆さんにわかりやすくご紹介します。
この記事を最後まで読んでいただくと、従来のベピオゲルとの違いや、正しい使い方、注意点までしっかり理解できるようになります。
正しい情報でニキビを治療しよう
最近、インターネットではニキビ治療についてさまざまな情報が出回っています。中には正しい情報もありますが、残念ながら誤った情報も多くあります。間違った使い方をしてしまうと、ニキビが悪化してしまうこともあるので、信頼できる医師のアドバイスを参考にしましょう。
外用ニキビ薬の進化:ディフェリン・ベピオ・デュアック・エピデュオ
ニキビ治療において、ここ15年ほどで大きな進歩がありました。
特に「白ニキビ(面皰)」の治療が可能になったのは大きな革命でした。
代表的な外用薬は次の4種類です:
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ディフェリンゲル(2008年〜)
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ベピオゲル・デュアックゲル(2015年〜)
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エピデュオゲル(2016年〜)
しかし、これらはすべて12歳以上が使用対象でした。
ベピオウォッシュゲルは何がすごい?
そして今回、日本初のショートコンタクトセラピー薬である「ベピオウォッシュゲル5%」が登場します。
主なポイント:
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9歳から使用可能!(従来薬は12歳〜)
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濃度は5%で従来のベピオゲル(2.5%)の2倍
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洗い流すタイプなので、服の脱色リスクが少ない
「ウォッシュ」と聞くと泡立つイメージがあるかもしれませんが、白いゲル状の製剤で、泡立ちはしません。

ベピオウォッシュゲルの使い方
使用頻度は1日1回です。
使用手順:
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洗顔後、まぶたや唇を避けて顔に0.5g(1円玉大)を塗布
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5〜10分後に水またはぬるま湯で洗い流す
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こすらず、優しくタオルオフ

使用時間帯は朝でも夜でもOKですが、夜のスキンケア後や入浴時が使いやすいと思います
体のニキビにもおすすめ
顔だけでなく、背中や胸のニキビにも使いやすいのがベピオウォッシュゲルの魅力です。
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顔に使うなら:1回0.5g(約40日分)
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背中と体に使う場合:1回2g(約10日分)
体に使うときは、脱色リスクがゼロではないため、白い服を着て待機するのがおすすめです。

副作用と対処法
主な副作用(報告例):
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赤み(5.8%)
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刺激感(4.2%)
皮膚の乾燥や皮むけ、ヒリヒリ感が出ることもあります。
そういった場合は、まずおでこなどの狭い範囲で試して、徐々に顔全体へ広げていくと安心です。
妊娠・授乳中の使用について
ディフェリンゲルは禁忌ですが、ベピオゲル・ベピオウォッシュゲルは「有益性が上回る場合に使用可」とされています。
心配な方は、必ず医師と相談してください。
保存方法
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ベピオゲル3%:25℃以下保存
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ベピオウォッシュゲル:30℃以下の室温保存OK!

冷蔵庫に入れる必要がないので、保管がラクになりました。
まずは3ヶ月、続けてみよう
ベピオウォッシュゲルは、毛穴の詰まりを取り除き、ニキビをできにくくするお薬です。
「ただ治す」のではなく、「再発しにくい肌」を目指せます。
ニキビ治療では継続がとても大切です。まずは3ヶ月を目標に使い続けてみましょう。
まとめ:こんな方にベピオウォッシュゲルはおすすめ!
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小学生の子どものニキビに悩んでいる
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ベピオゲルの刺激が合わなかった
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毎日のスキンケアに手軽に取り入れたい
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衣類の脱色が気になる
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顔だけでなく体にも使いたい
今回は、2025年6月に登場する「ベピオウォッシュゲル」について、できる限りわかりやすくお伝えしました。
ニキビで悩むすべての方にとって、新たな選択肢となることを願っています。
